法律相談について

Q.相談だけでもいいですか?

 もちろんです。
 社会生活の中で生じるトラブルや、必要となる手続き等の中には、弁護士に事件を依頼する(委任契約を結ぶ)までもなく、法律相談だけで解決する問題が沢山あります。簡単な事案では、「法律相談」で弁護士が適切なアドバイスや資料をご提供し、あとは、ご本人に取り組んでいただいた方が、早く、安価に問題が解決することも多いものです。
 当事務所は、法律相談で適切なアドバイスをして、問題をできるだけ早期かつ安価に解決していただくことを最優先に考えています。

 法律相談をした上で、弁護士と委任契約を結んで事件を依頼した方がよいと思われる場合には、率直に、「このケースでは弁護士をつけた方がいいですよ」と申し上げます。その場合には、事件処理にかかる費用や期間を丁寧にご説明し、弁護士に事件を依頼をするかどうかを決めて頂くようにしています。

 適切なアドバイスをさせていただくために、ご相談時には、関係する資料を一式お持ちください。付き添いの方とご一緒にお越しいただいても構いませんが、ご家族の方のみがお越しになるなど、ご本人から直接お話が伺えない場合には、限定的なアドバイスになってしまうことがあります。

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Q.お金はいくらかかりますか?

 法律相談の費用は、初回5,000円(税抜)で、時間は30分を基本としています。

 ただし、複雑な事案では、事案の聴き取りに30分以上を要したり、場合によっては法令や事実の調査のために再度訪問していただくケースもあります。

 当事務所の法律相談は、ご相談者に、一定のお答えをご提供することを目的としているため、30分以上かかってしまった場合であっても、原則として超過料金はいただいておりません。

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Q.どんなことが相談できますか?

 初めての法律相談では、「そもそも、これが法律の問題なのかわからない」という方がほとんどです。実際に、社会の紛争のほとんどが、「法律問題」と、「法律以外の問題」が複雑に絡み合っておきています。

 そこで、弁護士による法律相談では、「ここは法律の問題として解決できる部分」「ここは当事者の話し合いによって解決する部分」といったように適切に分けて解説し、法律によって解決できる部分はどこであるのかを、わかりやすくご説明するようにこころがけています。

 経験豊富な弁護士に、「そもそも、これは法律問題なのか」「弁護士に相談すれば解決することなのか」をご相談していただくだけでも大変有益です。是非、一度、法律相談を受けてみてください。

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Q.ほづみ法律事務所の得意な分野は何ですか?

 当事務所の穂積弁護士は、既に13年の実務経験を経て、これまで多種多様な事件を処理してまいりました。

 まず、「身近な法律家」として、離婚、相続といった、家庭内の事件に力を入れております。公的機関での相談・助言の実績があり、また、日弁連や神奈川県弁護士会の会務にも従事し、これまで、横浜市男女共同参画審議会委員、川崎市男女平等推進審議会臨時委員、日弁連・両性の平等に関する委員会副委員長、横浜国立大学法科大学院非常勤講師(実務ジェンダー法)などを務めて、女性の権利の擁護、両性の平等の保障の立場で活動しております。

 つぎに、穂積弁護士は、「日本労働弁護団」「神奈川労働弁護団」に所属し、労働者の権利を守る側から、労働事件に専門的に取り組んできました。「労働事件」は独自の法体系と判例の集積により、特に専門知識を要する分野です。穂積弁護士は現在も日本労働弁護団の全国常任幹事を務めており、リーボック事件(退職強要による労災)、JFEスチール・共和物産事件(偽装請負、解雇・雇止め)、IBM事件(解雇、不当労働行為)、サントス事件(解雇、残業代請求、不当労働行為)、神奈川フィルハーモニー事件(解雇、不当労働行為)、横浜青葉郵便局事件(雇止め)、ヤマト運輸事件(残業代請求)、エイボン事件(会社分割)などでの成果が報道されて、広く知られております。

 そのほか、交通事故、成年後見の分野においても豊富な経験の蓄積があります。お気軽にご相談ください。

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