日本IBM事件(解雇)で、和解が成立しました(東京地裁)

日本IBMが労働組合員を業績不良の口実で次々と解雇した事件の三次訴訟(原告4名)について、2017年4月25日に東京地裁で和解が成立しました。

会社が4名全員について解雇を撤回し、このうち2名が職場に復帰することになりました。和解の詳細は労働組合(JMITU)と弁護団の共同声明をご覧ください。
この和解は、2017年4月26日の朝日新聞、同月27日の産経新聞等で報道されました。
一連の解雇に対しては、これまでに一次から五次まで訴訟が提起され、先行して判決が言い渡された一次、二次、四次訴訟では原告6名全員について、解雇は権利の濫用に当たり無効とする判決が言い渡され、四次訴訟の判決は会社が控訴せず、確定しています。

一日も早い全面解決と労使関係の正常化が求められます。